秋田県五城目の暮らしに関する情報発信！五城目HUB

「仕事があれば五城目に戻りたいのに・・・」
「仕事さえあれば五城目に住んでみたいんだけどなぁ・・・」
と考えた事がある方は、多いのではないでしょうか？

田舎での仕事探しはかなり大変です。難しいです。五城目町もまた同様です。某ローカルライフ雑誌で紹介されているような「起業しました！」「お店をはじめました！」なんて・・・そんな簡単にいく話ではありません。もちろん五城目町でも起業された方の実績がありますが、かなりハードルは高いです。 ※もちろん、チャレンジするあなたをバックアップする制度はありますよ！

起業と移住を応援します「起業・移住補助制度のお知らせ」

ただ、難しいと言うだけだったら簡単です。そしてこのサイトの意味がありません。「仕事さえあれば五城目に住みたい・・・」というあなたへ、是非ともお伝えしたい一言がこちら。

・・・仕事は、あります！！！

と、力強く宣言したところで、ここからは五城目町での仕事の探し方をお伝えします。リクナビやマイナビなど大手求人サイトで検索したところで五城目町の求人は出てきませんので、まずは「ハローワーク」で調べましょう。

「ハローワークインターネットサービス」

2015年9月現在、なんと！五城目町内で48件の求人があるんです！！驚きましたか？この数字だけ見れば、「五城目には仕事がないから」なんて言えませんよね！

ただし。

求人が出ている業種は、建設業、飲食業、介護医療関連業が主です。業種にそんなにバリエーションがないこともまた事実なのです。求人を見て、「自分の経験が活かせる！」または「やってみたかった業種の求人がある！」といった場合は全然問題ないのでしょうが、「自分が今やっている仕事の経験が活かせない・・・」とか「全然未経験の分野なので、自分にできるかわからない・・・」という声も当然あるでしょう。

そうなんです。仕事はあるにはあるけど、「選ばなければ」という前提なんです。選ばなければ。
そこが結構大事だったりしますよね。

仕事の内容も選びたいという場合、どうすればいいでしょう？そのような場合は、五城目町の隣町の求人も見てみましょう。工業地帯の潟上市、県庁所在地の秋田市がねらい目です。ハローワークによると、潟上市はおよそ150件、秋田市に至っては2,000件を超える求人が存在します！（2015年9月現在）　特に秋田市についてはデスクワークの求人も多数あるため、業種の幅も広いと思います。

「町外に通勤するのって、遠いんじゃないの？」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな事ありません。潟上市なら車で20～30分、秋田市街まで40～50分ぐらいです。そうです、首都圏の通勤時間と比べて大して変わらないんですね。
（首都圏在住で持ち家子持ちサラリーマンの平均通勤時間58分：2014年、アットホーム株式会社調べ）
今現在も五城目町から秋田市へ通う方は多く、五城目町にはベッドタウンとしての一面もあるんです。四季の眺めを楽しみながらカーステレオを聞きつつ、鼻歌を歌いながら車で40分で職場に到着、というイメージになるかと思います。ぎゅうぎゅうの満員電車で過ごす40分に比べると、何となく気が楽ですよね。平日は五城目町の外に通勤して、休日は五城目町の豊かな自然を満喫する・・・という生活もいいものです。

それと、世間一般に求人が出ている仕事のほかに、「求人は出ていないんだけど、仕事はある」という状況があることもお忘れなく。田舎では、求人を出すよりも、人の縁を頼って「縁故採用」する場合が非常に多いんです。五城目町内に人脈があれば、表に出ない求人情報に遭遇することもあるかもしれませんよ？やっぱり基本は「人」ですね。

というわけで、ご参考になったかどうかわかりませんが、五城目町の仕事探しについてのコラムでした！

「築100年の古民家暮らし、はじめました！」
「ただ同然で譲り受けた空き家に移り住み、楽しく暮らしています！」

・・・といった記事をご覧になられたことがあるかと思います。古民家や空き家は、少々間取り等が古くて使い勝手が悪い面があるかもしれませんが、田舎ならではのほっこりした生活がおくれそうで、良いイメージがありますよね。古民家暮らしに憧れたり、古民家を活用したビジネスプランを考える人もいるでしょう。また、活用されていない空き家が格安で手に入る、といったイメージもあるかと思います。

ただ、「田舎には活用できる立派な古民家・空き家がたくさんあって、もったいない状況である」というのは幻想であることをご理解いただかなければいけないと思います。五城目町もまた然りで、古民家や空き家はあるにはあるのですが、すべてが自由に活用できるわけではありません。それらには空き家になってしまった「それなりの理由」があります。

・古すぎる、改修不能

これは言わずもがなです。もう住めない状況で手放されて、解体されずにただ放置されているという状態の空き家がこれに該当します。改修費がバカにならないですし、そもそも新しく建てた方が安く済む場合もあるようです。確かにこの種の空き家ならタダ同然で入手も可能かもしれませんが、トータルで見て得なのか損なのか・・・？

・アクセスが極度に悪い

自動車があれば、ある程度のアクセスの悪さであれば許容範囲なのですが、車通りのない道路の奥地だったりすると、雪の季節には大変な思いをします。そもそも駐車場から道路に出られません。その空き家の居住者の方が、道路アクセスの良い場所に家を求めて引っ越された・・・という経緯があったのであれば要注意です。

・権利関係が複雑すぎる

家は財産です。それだけに、色々な事情が重なって手放さざるを得なかった物件もあることでしょう。相続などのトラブルがあったり、所有者が行方不明だったりと、様々な事情が重なって空き家のままになっている場合も考えられます。空き家だからといって、住みたい人がいれば誰でもウェルカムというわけではないんですね。

さて。

古民家や空き家に住む難しさをお伝えした上で、五城目町での住まい探しについてお話したいと思います。まずは、賃貸物件を調べてみてはいかがかと思います。賃貸物件については、仕事情報と違って大手企業のサイトでも五城目町内の物件情報を見ることができます。数はそれほどありませんが、2DKで5万円以下という、都内ではおよそ考えられない相場で部屋を借りることができます（もちろん駐車場付き！）。まずは賃貸暮らしでスタートしてみて、暮らしていくうちに色々な情報が得られるでしょうから、それを参考に本格的な家探しをするというのが良いのではないかと思います。仕事と同じく、地元の人間関係から得られる情報が一番ですからね！

とは言え、IターンではなくUターンで五城目町に戻る場合、実家があるなら実家に住むのが一番オススメです。家賃もかからないし、家族も安心するでしょうし、生活費も安上がりです。笑

・・・と、最後は「あたりまえだろ！」と突っ込まれてしまいそうなお話になってしまいましたが、五城目町の住まい探しについてのコラムでした！